パンツァー・フォー

地元の映画館で公開されるということで、遅ればせながら劇場版ガールズアンドパンツァーを観てきました。

地元の映画館は商業施設の閉鎖とともに数年前に廃館になっていたのですが、
市が民間企業と提携してその建物を官設民営のショッピングセンターとして最近リニューアルしました。
映画館もその際に復活し、現在では過去作品の上映が中心のいわゆる名画座として運営されています。
だからなのかは分かりませんが、上映の際はCMが入りませんでした。
また、館内スタッフによる上映作品の前説が行われます。これがなんとなく珍しくて新鮮でした。
シネコンではなかなか体験できないのではないでしょうか。

肝心な作品はというと、TVシリーズ同様、いや、それ以上に派手な戦車アクションと魅力的なキャラクター、
そして散りばめられた小ネタが素敵で、2時間があっという間に終わってしまいました。
基本的に一度見た作品は内容がちらつくので二度見しないのですが、劇場版ガルパンは何度でも見たいと思えました。
そんな感じで、どこが良いかと聞かれたら全部と答えたくなるような本作ですが、特に印象的だった点を幾つか挙げます。

まずは新キャラ。
今回、映画が始まるといきなり戦車戦から始まります。その時点でびっくりなのですが、当たり前のように見慣れないキャラが混じっていてさらにびっくりします。
ただ、顔も名前も知らないのに、しっかり作品に溶け込んでいて、初見でも違和感なく受け入れられます。
そして、2時間に及ぶ作中で出てくるどのキャラもが、とても魅力的で人を惹きつけるんですよね。
ガルパンはキャラメイクが上手くて本当凄いなと思います。
聖グロ新キャラのローズヒップなんか、聖グロで新キャラ出すなら名前はローズヒップしかないでしょって感じでしたし、
キャラ自体もまさにローズヒップって感じだったので「おおっ」と思いましたね。
あとぶっちゃけ「荒っぽいちゃま(デレマス)じゃん」と思った。声はみくにゃんですけど。
ダージリン様を意識してか戦車内に紅茶を持ち込み(でもこぼしまくる)、
荒っぽい口調に無理やり"ですわ"口調の語尾をくっつけるスタイルには笑いました。
個人的にはドストライクでしたね。上品サイドのキャラが荒っぽい、みたいなギャップ大好きなので。
関係ないけど、華奢な女の子が重厚長大凶悪無慈悲な兵器を使うみたいなのも好きです。
他にも継続高校のミカや知波単学園の西隊長等、どのキャラクターも魅力いっぱいです。もちろん大学組も。

次は西住姉妹。
TVシリーズ本編でも最後に少しだけ和解を感じさせるシーンがあったものの、
基本的にコミュニケーションはほとんどなしで敵役だった西住まほですが、
今作では西住みほの姉としてみほに接し過去を回想し、そしてみほのピンチには戦車に乗って颯爽と駆けつけます。
最終決戦での西住姉妹の共闘も、見ていて胸が熱くなりましたね。
こう、仲の良かった二人がふとしたきっかけでわだかまりができてしまって、
それが色々あって解消されて、また手を取り合うことができる、という王道な流れが大好きなので、
(戦車戦を除いて)この二人の間で派手なシーンがあったわけではないですが、ぐっとくるものがありました。

上記の話と少しだけ関わるのですが、印象的なシーンといえば各校集合も外せません。
みほ(というか大洗)のピンチに駆けつけたのは、何も西住まほ率いる黒森峰だけではありませんでした。
プラウダ・聖グロ・サンダース・アンツィオ・継続・知波単……
それぞれがそれぞれのテーマソングに合わせて集合する姿は、これまた昨日の敵は今日の友的な王道シーンでもあり、
流れるBGMや大量の戦車を引き連れやってくるという迫力も相まって、興奮せざるを得ませんでした。
なんというか、男のロマンの全てが詰まっているシーンでした。

そして、なんといっても戦車戦。
今回はTVシリーズでやっていたフラッグ戦ではなく、殲滅戦という全車両撃破を目的としたルール。
さらに車両数も30 VS 30となっており、また劇場版ということで音も映像もTVシリーズ以上に協力で、物凄い迫力でした。
基本的には派手さがメインなのですが、かといって荒っぽいわけではなく、細かいところまで繊細に描かれていました。
これに関しては、やはり言葉よりも実際に目で見るのが一番かなと思います。
TVシリーズのガルパンが好きな人なら、間違いなく楽しめるんじゃないかなと思います。

あと、個人的に気に入っているところを挙げるとすれば、華と沙織のやり取りですね。
TVシリーズでもそうだったんですが、華が沙織の発言に対して、毒舌気味なのではと思うくらい毎度鋭くツッコむのがツボでした。
華は自分のことはきっちり貫き通す芯の強いキャラではあるものの、基本的に真面目で、
天然ゆえにズレたことを言うことはありますが、軽口を叩くタイプではありませんし、辛辣な物言いはしないというか、こうボヤかして表現します。
なので、そんな華が沙織の浮かれた発言にビシバシとツッコんでいく姿は、本当にこの二人は仲が良いんだなあというのが感じ取れて温かい気持ちになれます。
いやあ、こういう気のおけない仲みたいなの、憧れますね。

こんな感じで、劇場版ガルパンは、TV版の魅力を潰すことなく、良い所を更に伸ばした良作でした。
初見でも十分楽しめましたが、一度見ただけだと見逃している点も多々あると思うので、機会があればもう一度くらいは見たいです。
あと、新作続編も作ってもらいたいなあと。
次は財務省が出てきて学園艦運営費が足りないから世界大会に出て賞金を稼ぐみたいな、もう理由はなんでも良いので続きを作って欲しい。
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